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世田谷線メロウ

煎茶のうまさの秘密は、お店独自のブレンド


近所のお茶屋さんで買ってきたお茶のラベルと見て、フト疑問に思ったこと。「ラベルの製造者が静岡じゃない!」。

そうなんです、基本的に産地は静岡や鹿児島などの茶処でも、お店ごとに独自のブレンドを施してします。このブレンドが、お茶屋さんにとっては大切なこと。味や形、水色(すいしょく)を巧みに調整することによって、そのお店独自の味を守り続けているのです。


お茶屋さんの数だけ、お茶の種類がある


茶葉にはそれぞれの特長があります。甘味や渋み、苦味など、それぞれの長所をうまくブレンドすることで、調和の取れたお茶を作りだしています。だから、煎茶と呼ばれるものでも、味も香りも、色の様々。いろいろなお店のお茶を飲み比べて、好みの味を見つけ出す。奥の深い日本茶だからこそ、そんな楽しみ方もできるのです。

創業は明治17年で、当時は茶畑も持っており製茶業もしていたという香乃園。現在のご主人は四代目。店内には静岡を中心とした45種ほどのお茶が並びます。さつき濃のお茶は、生っぽい味と香りと、緑の鮮やかさを保つように真空パックを採用。新茶のような味わいが楽しめます。


香乃園茶舗
世田谷区若林1-16-1
問:03-3412-0036
営業時間:10時~20時
日曜休

四代目の河野雅昭さんと、五代目の洋一さん。息子さんが茶房を担当。カレーうどんや、毎日手打ちするという蕎麦が人気とのこと。

松蔭神社 浜村園

浜村園
世田谷区若林4-26-8
問:03-3412-3678
営業時間:10時~20時
日曜休

煎茶のうまさの秘密は、お店独自のブレンド

昭和51年に三軒茶屋に店舗を構えた青木園。「三軒茶屋には代々続くお店があるので、まだ新参者です」という青木さん。やぶ北茶を中心に豊富な品揃えで、最近は深蒸しが好まれる傾向のなか、青木園では浅蒸しが人気があるとか。炭火仕上げで、コクと甘みが味わえます。また、「茶アメ」もおいしいと評判。

青木園
世田谷区太子堂4-24-15
問:03-3419-4777
営業時間:9時半~19時半 水曜休

名物 自家焙煎 「三茶のほうじ茶」
上100g 630円

青木園の名物が、自家焙煎の「三茶のほうじ茶」。100~130℃で1分程度、一気に炒ります。人気があるため、煎るときは1日中作業するとか。香ばしい香りが、店先まで広がります。

<地図>
出典:世田谷区発行「世田谷古地図(明治14年当時)」

世田谷にかつて茶畑があった!?

お茶の産地といえば、静岡、狭山が思い浮かびますが、かつて世田谷もお茶の産地だったということ知っていますか? 次のページでは、かつて世田谷にあった茶業の歴史について、ひも解いていきます。

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給茶スポット

空の水筒やサーモマグを持っていくと、おいしいお茶を入れてくれる「給茶スポット」。全国で200ほどのお茶屋さんが参加しています。お茶屋さんによってメニューも様々で、価格は100~300円と手ごろ。朝の通勤前や、お昼休みなど、おいしいお茶をデスクで、なんていかがですか?
■給茶スポットの場所など詳しくはこちらから
http://www.yoshimura-pack.co.jp/cafe/

お茶の香りに包まれながら

2年前から香乃園の店内の一角に設けられた喫茶スペース。姫路から取り寄せた最上粉を使用した白玉(抹茶、黒蜜)/600円など地元の人たちに愛されています。添えられたお茶の美味しさは言うまでもなし。

たいやき ちよだ

たいやき ちよだ

東京都世田谷区世田谷4-6-1
問:03-3429-6687
営業時間:11時~18時
日曜日・祝日休
○小倉、クリーム、うぐいす 各150円
 ※期間限定商品もあり。

刺身でも食べられる

なんと言ってもボリュームの大きさに驚く『ちよだ』のたい焼き。「国士舘大学の体育学部の生徒が、1つでもお腹がいっぱいになるようにと、先代からこの大きさ」なんだとか。フワフワの生地に、たっぷりの小倉あん、お年寄りから子供までお客さんは引っ切りなしに訪れる地元の名店。

この笑顔がたい焼きを一層おいしくしてくれます。

生まれも育ちも地元というご主人の高橋利幸さん。お父さんがお店を開いて40年になるそうです。「(世田谷区)世田谷は、昔ながらの人情味もあり、三軒茶屋ほど騒がしくなくて、田舎でもない。よく近所でワイワイ飲んでます。昔の世田谷線は、冷暖房もなくてね。女子校があったので、女子高生がいっぱい乗っていましたよ(笑)。」と懐かしい青春時代の思い出も語ってくれました。

世田谷ライフマガジン No.20

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