


下高井戸シネマの映写室のなかには大きな映写機が2台。4年ほどまえに新調されたものですが、これはじつは中古の機械です。「いやあ高いからね」と支配人の荒河さん。中古でももちろん、十分に機能します。以前は、京王下高井戸東映時代(~1989年)からの映写機を使用していたそうです。普段なかなか触れることの無い映写のお仕事。映写室のなかは、なんだかロマンを感じます。
上映中のフィルムを入れておくのはこのタテ長の箱。こんな専用の箱があるのですね。
そして、ひとつひとつのフィルムはとにかく重い!
上の部分から下まで、フィルムが全て通っている状態の映写機。アナログな機械というのは重厚感があって文句なしにカッコいい。しかしかなり大きい機械であるため、小さめの女性スタッフでは上の部分にフィルムを通すのもひと苦労なのだそう。

映写室のなかはまさに「職人の部屋」
下高井戸シネマの座席数は126席。ゆったりとした造りの館内にはドルビーサウンドシステムももちろん導入され、音の迫力も十分に、心地よく鑑賞できます。
またロビーにはスタッフの方々の手によって壁一面にたくさんのポスターが。待ち時間や終わってからも見るべきものが詰まっているのが下高井戸シネマの特徴です。新聞での映画評を集めて貼ってあるポスターは、ロードショーで公開されてからここで公開されるまでにブランクがあるがゆえに可能な映画への愛情表現!

開演20分前になると
シャッターが開きます。
最近ではなかなか体験する機会も少なくなった「窓口でチケットを購入する」という行為。なんだかワクワクしますよね。


館内に貼られた上映作品の映画評。
こういった手厚いケアができるのも、少し上映が遅い二番館ならでは。
下高井戸シネマを愛する人達は映画の上映を誰よりも心待ちにしています。
下高井戸駅東口を出ると、線路からすぐ左に入る道が現れます。ここは下高井戸「シネマ通り」。まさに下高井戸シネマのための通りが登場します。
ここを入り、歩いて1分ほどで下高井戸シネマが見えてきます。
昔は京王線下高井戸駅ホームからも見えていたというシネマの手書き看板が目印です。



シネマで待ち合わせ
- 観たい時に、観れる

■下高井戸シネマ
住所:世田谷区松原3-27-26 京王下高井戸ビル2F
問:03-3328-1008
世田谷線・京王線 下高井戸駅から徒歩2分
世田谷ライフ no.22
価格:880円(税込)
特集「今、京王線人気の理由」
人情味あふれる下高井戸の魅力を徹底解剖!
パワフルな商店街や下高井戸から生まれた名店など、どこかノスタルジックでありながら住みやすさ抜群の街を紹介
あの名作の舞台
世田谷文学館編
価格:1,260円(税込)
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