
東急東横線・大井町線「自由が丘」駅のホームに寄り沿うように建っている写真の建物、ご存知ですか? 駅から近すぎて見逃している人も多いであろうこの場所は、じつは60年近くにわたって自由が丘人の暮らしを支えてきた歴史ある商店街「自由が丘デパート」。自由が丘に来るなら、足を踏み入れないなんてもったいない! 自由が丘の魅力的なもうひとつの顔をご紹介します。

石畳の遊歩道に、美しく整えられた花壇-。通りに沿ってゆったりと設けられたベンチで人びとが思い思いに寛ぐ様子は、まるでヨーロッパの街角のようです。自由が丘といえば、まずこんな風景を想像するかもしれませんが、この街の魅力はそれだけではありません。
自由が丘駅の改札から約30歩! 線路に沿って伸びる細長い建物は、昔ながらの商店が集まる「自由が丘デパート」。そこに詰まっているのは、人と人とのコミュニケーションから生まれるライブな商店街の姿です。



自由が丘デパートは、全長80mに及ぶ地上4階地下1階建ての建物のなかに約100店舗の商店が軒を連ねています。間口3.3mで規則正しく区切られた売り場スペース上部から飛び出た同じ形の店舗サインは、古き良き商店街の雰囲気。「今日はどちらまで?」なんて常連さん同士の楽しげな会話が聞こえてきます。



足を踏み入れて驚くのは、バラエティに富んだお店のラインナップ。金物屋さんがあったと思えば佃煮屋さん、ブティック、魚屋さん、お茶屋さん、リサイクル着物屋さん......。生活に必要なものはなんでも揃っちゃう! という頼もしさです。でも本来ならばこれが、日本各地にある昔ながらの商店街の姿。そんな商店街をすっぽり建物の中に入れちゃったような自由が丘デパートは、今日も自由が丘人の暮らしをしっかりと支えています。

自由が丘デパートの創業は、さかのぼること56年前の昭和28年。日本でテレビジョン放送が開始された年です。現在自由が丘デパートに軒を連ねる店舗の中には、デパート創業当時から営業をしている老舗もちらほら。店先で見かける使い込まれた道具が、積み重ねられてきた時間の重さを感じさせます。


各店舗の売り場面積は3坪ちょっと。決して広いとはいえません。しかしだからこそどのお店もディスプレイに工夫を凝らしています。気になるものをたどって奥へ奥へと進んでいけば、思いもかけないお気に入りが見つかるかも!? 探しているものがどうしても見つからないときには、気軽にお店の人に声をかけてみましょう。そこから始まる軽快なやりとりも、自由が丘デパートで買い物をする醍醐味のひとつです。
自由が丘もう1つの顔
- 魚もお店も鮮度が命!

「デパート」という名称が用いられたのは、自由が丘デパートが日本初。その後各地のショッピングモールに広まっていったそうです

自由が丘デパートは、東横線の線路に寄り添うように建っています。階段の踊り場から見える電車は、手を伸ばせば届いてしまいそうな距離を走っています

ただその歴史が長いだけではないのが自由が丘デパートのすごいところ。時代の流れのなかでさまざまな進化を遂げています。平成19年12月には南口にエレベーターが完成しました
- 2010.02 | ママにうれしい、自由が丘 [世田谷ベビーライフ]
- 2009.11 | "その一杯"の香りに魅せられて・・・ [ビストロ世田谷]
- 2009.10 | オリジナリティ溢れる 自由ヶ丘のハワイアンキルト [通りの素敵なお店]
- 2009.09 | ヴィンテージ家具が選ばれるわけ。 [二子玉川スタイル]
- 2009.07 | 自由が丘ローカルバーガー [通りの素敵なお店]
- 2009.06 | これも世田谷ブランド [通りの素敵なお店]
- 猫カフェで癒されたい![ 2010.02 ]










