
世田谷区のなかでも人気の二子玉川と、大井町とを結ぶ東急大井町線。東京のベッドタウンである田園都市線沿線の住民の、都心への通勤・通学の足として年々乗降客数を増やしています。そんな注目度の高まりもあり、最近の大井町線はどんどんメジャーへ進化! 気になる最新の大井町線に迫ります。

急行運転スタートで、新たに導入されたのが「新型車両・6000系」。従来の大井町線車両に見られるスクエアな顔立ちとは異なる、スタイリッシュな流線型のフロントマスクが特徴です。東急電鉄の標準車両、5000系をベースに設計されていますが、そのボディには最新の技術がたくさん詰まっています。
大井町線では、昨年2008年3月28日から急行運転が開始されていることを知っていますか? これによりそれまで約21分※だった、二子玉川・大井町間が5分短縮され、約16分※で結ばれるようになったのです。
※日中の運行時間



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昨年の急行運転開始に続き、今年2009年は路線も延伸! 大井町線の進化はとどまるところをしりません。これは、田園都市線の高い混雑率(2007年度の池尻大橋~渋谷間・最混雑1時間平均198%!)を受け、大井町線を溝の口まで伸ばすことで都心へ向かうルートを増やそうというものです。
延伸の予定日は2009年7月11日。これにより、2002年1月から複々線化工事が行われてきた、二子玉川~溝の口間の約2.0km(営業キロ)が伸び、朝のラッシュ時は急行利用で、溝の口~大井町間が約21分で結ばれることになります。


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鉄道関連のほかにも、最新の設備があるのが大井町線。なかでも注目は、2007年11月に大岡山に移転した「東急病院」です。この病院、なんと日本初の「駅上」病院! 改札を出てそのまま雨に濡れることなく行くことができる、患者さんにも家族にも優しい病院なのです。
「優しい」といえば、その外観も今までの病院にはない優しさに包まれています。「大岡山にやすらぎの丘をつくる」をコンセプトに、壁面緑化、屋上緑化を積極的に採用。最新鋭の施設ながら、親しみの持てる街のランドマークとなっています。
大井町線メジャー化!
- 山の手、下町風情
大井町線トリビア [1]
6000系は急行専用!?

大井町線の急行停車駅で見られるのが、写真のような「5」「6」という番号。これはそれぞれ、各駅と急行の車両の数を表しています。じつは6両分の車両が停車できるホームの長さを持つ駅は、現在の急行停車駅のみ。そのほかの駅は5両分、またはそれ以下の長さしかないので、6両編成の6000系は、急行としてしか活躍できないのです。
大井町線トリビア [2]
ロゴの意味、ご存知ですか?

大井町線を利用したことがあれば、写真のロゴに見覚えがあるのではないでしょうか? よく見ると、白い矢印に4本の異なる色の線が交わっていることがわかります。じつは、この白い矢印は大井町線を、交わる線は大井町線と接続する東急各線を表しています。というのも、大井町線は世田谷線を除く全ての東急線と接続。東急線の要といえるその存在感を表現したロゴなのです。
大井町線トリビア [3]
もともと「溝ノ口」行きだった
2009年から溝の口まで延伸される大井町線。しかしその昔、すでに大井町から溝の口まで走っていたことを知っていますか? 昭和18年7月1日に、玉川線の一部路線を利用して溝ノ口(現・溝の口)まで乗り入れを開始したのがそれです。その後昭和38年、大井町線は「田園都市線」と改称されましたが、昭和54年8月12日、田園都市線が二子玉川園(現・二子玉川)から新玉川線を経由して渋谷・営団地下鉄半蔵門線方面へ直通運転を行うこととなり、大井町~二子玉川間が再び「大井町線」と呼ばれるようになり、現在に至ります。
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