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  4. 桜が咲いたら砧公園へ

落葉の路



街が一斉に桜色に染まる季節が、今年もやってきました。1年に一度しか見ることができない桜の風情を味わうために、毎年多くの人がお花見へと出かけます。

ところで世田谷区には、住人以外の人々もわざわざ足を運んでくるほどの、魅力的なお花見スポットがたくさんあるということをご存知でしたか? 公園、緑道、神社の境内などそのロケーションはさまざま。そのなかでも今回特にオススメしたいお花見スポットが、 39万㎡という区内最大級の敷地面積に約1000本もの桜の木が植えられている砧公園です。東名高速自動車道と環状8号線に挟まれていながらも、園内はのんびりとした心地よい空気に満ちています。

今回は、そんな都会のオアシス、砧公園の桜の魅力をお届けしましょう。

砧公園の入口はいくつかありますが、今回は環状8号線に面する正門からスタートです。園内に足を踏み入れると、深呼吸したくなる澄んだ空気が体を巡るのを感じることができるでしょう。左手に野球グランド、右手にはアスレチック広場を見ながら、道なりに進んでください。

園内をブラブラと散策しながら、ついにファミリーパークに到着! ちなみにファミリーパークとは、1周2km弱のサイクリングコースにグルっと囲まれた、20万㎡ほどの広大な芝生エリアのことです。この敷地内に、ソメイヨシノやヤマザクラを中心に、オオシマザクラやヤエザクラなど、表情の異なるさまざまな桜が美しく花を咲かせています。

戦時中は防空緑地として、戦後は都営のゴルフ場として利用されてきたという歴史をもつ砧公園には、樹齢80年近い桜も健在しているほどです。特にファミリーパーク西側、サイクリングロード沿いに密集している桜の木々は圧巻! サイクリングロード側においては、桜のトンネルをくぐるような幻想的な感覚を味わうことができます。

落ち着ける場所を確保したら、レジャーシートを広げてお花見スタート! バスケットに詰めてきたお弁当などをほお張りながら、のんびり桜を鑑賞しましょう。お腹が満たされた後は、おしゃべりに花を咲かせるのも、子どもとのキャッチボールに熱中するのも、芝生の上に寝そべってゆっくりするのも良し。ここでは、誰もが思い思いの過ごし方で、時間を気にせずに楽しむことができます。芝生の上で気ままに過ごすうちに、日々のルーティンワークに押さえつけられていた素直な感情を、ちょっとだけ取り戻せるかもしれません。


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